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裏学校サイトとは

裏学校サイトとは、中高生の学生やその卒業生らによって立ち上げられた、学校の公式サイトとは別の非公式なケータイサイトのことを指す。
掲示板形式の裏学校サイトは、自由に誰でも書き込めるものが多く、同じ学校に通う中高生や卒業生らのコミニケーションに用いられている。
それが単なるコミニケーションだけならば裏学校サイトに大きな問題はないのだが、裏学校サイトが、時として、いじめや援助交際などの犯罪を手助けしてしまう場となってしまうことから、今、ネットと子供の教育を考える上で、大きな課題となりうる問題となっている。

裏学校サイトの数は、現在、言われている数字では、約1万5000あるといわれ、大量に存在している。
今後も裏学校サイトは、法的に問題がない限りは規制するのも難しいので、裏学校サイトの数は増え続けるのではないかと思われる。

→その他の携帯裏技リンク

裏学校サイトの危険性

期末テストや授業の内容など、裏学校サイトへの書き込みは、学生らしい書き込みがある中、同じ在学生を実名で中傷したりする、「××はきもい」「学校にくるな」など、インターネットの匿名性を利用した、書き込みがある。

また自ら自分の裸をケータイ電話で撮影して投稿するなどの、信じられない例もあるそうだ。性的な関心が高まる中高生にとって、ネットの持つ匿名性と教師や親などの規制のない裏学校サイトに、格好の場所を見つけたかのような思いで中高生たちは書き込みをしていくのだろうが、それがどんどん発展し、本当にこれが子供の書き込みかと思えるような書き込みまで裏学校サイト投稿されるようになり、いじめや援助交際などの犯罪などを助長する温床の場となっていくことを見ると、ネットの匿名性の危険性を改めて考えさせられる。

裏学校サイトを有名にした事件

裏学校サイトは、今年の春に起きた事をきっかけに、一般に多く知られることになった。

その事件とは、在学中学生の学年や実名を載せた「うざい」「ブス」などの誹謗中傷が裏学校サイトに書き込まれ、学校関係者がその投稿に気づき、裏学校サイトの管理人に削除依頼を要請したが、裏学校サイトの管理人は削除を拒否したため、裏学校サイトの管理人を大阪府警が名誉毀損幇助の容疑で書類送検したという事件だ。

裏学校サイトの管理人が、裏学校サイトなどの掲示板への中傷を残したことを理由として、刑事事件として立件されたのは、全国で初めてのことだったため話題になった。

また今年の1月には、自分の裸などの画像を裏学校サイトに投稿した女子中高生6名が、わいせつ物図画公然陳列罪で書類送検された事件も起きている。

裏学校サイトとケータイ

ケータイ電話の利用、それが裏学校サイトがこれだけ広まった理由のひとつにあげられる。

ほとんどの裏学校サイトへの投稿は、ケータイ電話から行われてる。ケータイ電話は家族など親の監視が届きにくいという面がある。それは、パソコンと違い、画面が小さく、同じ家の中でも、どんなページを見ているかわからなかったり、ほとんどが個人使用なので、学校でも、授業中や休憩時間にメールをしたり、裏学校サイトをはじめ出会い系のサイトにアクセスが可能なためだ。

まさに、ケータイ電話のこういった盲点をついて、裏学校サイトは広まったと言えるのではないだろうか。ケータイ電話のあり方について、教育的な立場から、この裏学校サイトの問題をきっかけに、深い検討がより重要になってくるだろう。

裏学校サイトと親の責任問題

親が安易に子供にケータイ端末を与えてしまったこと、これが、裏学校サイトが広まった原因として考えられるといわれている。

この裏学校サイトのような問題は、子供にインターネットができるケータイ電話を渡した時点で、起きることはわかっていたと、アメリカなど海外の教育者の間では、指摘されていた。ネットの危険性にに対する親の認識はアメリカでは深く、裏学校サイトのような問題から子供を守るために、子供が社会的な判断ができるようになるまでは、自由にインターネットに接続できるようなケータイ電話を与えることはないという。

そういう意味で日本の親のインターネットの危険性に対する認識不足が、今回のような裏学校サイトの問題を引き起こしたといっても言いすぎではないだろう。

裏学校サイトから子供を守る

裏学校サイトから子供も守るには、まず、親がインターネット使用の危険性やモラルを学ぶことからはじめなければならい。

文部科学省からも、裏学校サイトなどのネットの問題に対応して、ケータイでのネット利用に際した問題点や犯罪例・対応方法などを記載した小冊子を配っている。そして、携帯を子供に持たせるべきか慎重に検討すべきだ。

また、子供が、すでにケータイ電話をもっているとしたら、各携帯電話会社から提供されているフィルタリングサービスを利用して、ネット利用に制限をかけるという方法もある。ただし、サービスによっては、子供向けの公式サイトのメニューしか見れないものから、アダルトなどのジャンルを指定して制限をするものがあり、ジャンルを指定して制限をかけるサービスの場合は、裏学校サイトも普通の掲示板(安全なサイト)として見ることができてしまう場合があるため、注意が必要だ。